ここでは弊社取扱い製品であるネットワーク統合監視アプリケーションSolarWinds Network Performance Monitor(NPM)の1つの機能であるOrionマップについて説明します。
スイッチ、ルータ・・・多数あるネットワークデバイス・・・
現在の接続状態はどうなっているのだろうか・・・
現在の通信状態は問題ないのだろうか・・・
多数あるネットワークデバイス 現在の接続は?現在の状況は?
ネットワーク管理者の皆様、どうやって管理されてますか?
SolarWinds社のNetworkPerformanceMonitor(NPM)ではネットワークデバイス間の接続、状態を自動で視覚化できるOrionマップという便利な機能があります。
Orionマップ 何を表示できるのか?
まずはSolarWinds社のデモサイトを例に 『何を表示できるのか』 一例を紹介します。
→SolarWinds社デモサイト guest/guestでログイン
下記は拠点の1つであるデンバーのトポロジ―マップです。Denver Topology Map
〇印がネットワークデバイスです。
全部で15台のネットワークデバイスがあり接続の様子が表示されています。
一部を拡大してます。
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Fig1 デモサイト Orionマップ |
〇印はネットワークデバイスでありデバイス名が表示されています。
各ネットワークデバイス間には相互に➡印が表示されています。➡印にはその方向のトラフィック、エラー率が表示されます。
〇印、➡印の色は緑となってます。緑色は正常状態です。エラーが多くなると警告(黄)〇➡、異常(赤)〇➡と変化しますので一目で確認できます。
上図の〇印にはデバイス名しかありませんが設定によりIPアドレスも表示可能です。
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Fig2 |
それぞれのイーサポートを表示するには接続ラインをクリックすると右側のプロパティ画面に表示されます。
DEN-3560-ASFlr2b.demo.lab G0/0 と DEN-3560-Flr1.demo.lab G1/3 が接続されています。
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Fig3 |
このようにトポロジ及び通信状態が見やすくなっています。
Orionマップ 表示させるまでの概要
次に 『どのようなステップで表示させるのか』 を紹介します
①デバイス登録
NetworkPerformanceMonitor(NPM)をインストールしてから最初に行うのがデバイス登録です。
登録するネットワークデバイスはSNMPを有効にして下さい。
デバイス登録はネットワークデバイスのIPアドレスを指定したり、IPアドレス範囲を指定して検索をかけます。その際、SNMPの読み取り専用コミュニティも指定します。(初期値public/private)
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Fig4 |
②ドラッグ&ドロップでマッピング 自動接続まで
『ログイン』をクリックするとダッシュボード画面が現れます。
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Fig5 |
マイダッシュボード
上部にある『新しいマップ』をクリックします。
左側のデバイス一覧から15台を選択します。
DEN-2691-●● 1台 及び DEN-3560-●● 14台
下の動画のように選択した15台のデバイスをドラッグ&ドロップしただけで自動的に➡印が現れ、通信状態を表示します。
(新しいウィンドウが開きます。全画面推奨)
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ドラッグ&ドロップで自動接続 |
レイアウト変更は階層化などのいくつかの方法が用意されています。(Fig1のレイアウトするにはマニュアルで行います。)
このようにして容易に自動化されたマップが作成できます。
自動接続するにはネットワークデバイスがCDP(Cisco Discovery Protocol)のような隣接デバイスを検出する機能を持っている必要があります。
NPMがその情報をSNMPで取得することにより自動接続が可能となります。
このような機能が無い場合でもデバイス間の接続をマニュアル設定することで同様の表示が可能です。
●さいごに
今回はネットワーク統合監視アプリケーションSolarWinds社 Network Performance Monitor(NPM)の1つの機能であるOrionマップについて説明しました。
NPMはSolarWinds社Orion プラットフォームの1製品です。
NPMにはOrionマップ以外にたくさんの機能があります。
またOrion プラットフォームにはNPM以外にもいくつかの製品があります。
下記にOrion プラットフォーム製品についての紹介ページがあります。
また下記NTMは今回紹介したトポロジマップ自動作成の専用ツールです。
SolarWinds社のNPM(Network Performance Monitor)にご興味のある方は、以下のリンクから弊社までお問い合わせください!